見落としがちな「付帯部塗装」の重要性とは?
フェンスや雨どいも知らないうちに劣化しています
外壁や屋根の塗装工事を検討する際に、意外と見落とされがちなのが「付帯部(ふたいぶ)」の塗装です。
フェンス・門扉・雨どい・軒天・破風板・玄関ドアなど、家の外まわりを構成するさまざまな部材は、常に紫外線や雨風にさらされています。
外壁が美しくても、付帯部の劣化が進んでいると建物全体の印象が古く見えるだけでなく、機能面でも不具合を引き起こすことがあります。

付帯部とは?
付帯部とは、外壁や屋根以外の「家の外まわり」にある部分のことです。
たとえば、
- 雨どい・破風板・鼻隠し
- 軒天(のきてん)
- フェンス・門扉
- 玄関ドア・シャッター など
これらは見た目を整えるだけでなく、雨水を流したり、外壁を保護したりと、住まいを守る大切な役割を持っています。
なぜ塗装やメンテナンスが必要なのか
付帯部は外壁や屋根に比べて、塗膜が薄く耐久性もやや劣る場合が多い素材でできています。
そのため、次のような理由から定期的な塗装・メンテナンスが必要です。
- 紫外線や雨風による劣化が早い
金属や樹脂、木材などの素材が使われている付帯部は、日差しや雨によりサビや変色、ひび割れが起こりやすい傾向にあります。 - サビや腐食が進行すると破損につながる
雨どいやフェンスなどは、サビや割れを放置すると機能が低下し、雨水の排出不良や倒壊の危険が生じます。 - 外壁や屋根にも悪影響を与える
付帯部からの雨水の回り込みやサビの流出が、外壁面を汚したり、塗膜の劣化を早めることがあります。 - 建物全体の印象が損なわれる
外壁をきれいに塗り替えても、破風板や玄関ドアなどが色あせていると「古い家」の印象を与えてしまいます。





つまり付帯部の塗装は、「見た目のため」だけでなく、家の機能を守り、長持ちさせるために欠かせないメンテナンスなのです。
外壁塗装と同時施工がおすすめ
外壁や屋根の塗装と一緒に付帯部の塗り替えを行うことで、
- 足場費用を節約できる
- 色の統一感が出る
- 劣化箇所を早期に発見できる
といったメリットがあります。
後から別々に工事を行うよりも、コスト面でも仕上がり面でも効率的です。
メンテナンス時期の目安
一般的には、外壁や屋根の塗装と同じく10年前後がひとつの目安です。
次のようなサインが出ていたら、早めの点検をおすすめします。
- 雨どいにサビや歪みがある
- フェンスの塗装がはがれている
- 軒天や破風板に黒ずみやカビがある
- 玄関ドアの色あせや塗膜の剥離
まとめ
家の外まわりは、普段なかなか意識が向かない場所ですが、実は外壁や屋根と同じように劣化が進んでいます。
付帯部の状態をチェックし、必要なタイミングでメンテナンスを行うことで、建物全体を長く美しく保つことができます。
外壁塗装をお考えの際は、ぜひ「付帯部」もあわせて点検してみてください。
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